下落相場で信用取引はやめるべき理由とポジション調整の重要性

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はじめに:下落相場がもたらす危機

こんにちは、株ブログ管理人です。
株式市場はいつも右肩上がりとは限りません。ときに訪れる急落・暴落の局面では、冷静さとリスク管理が試されます。

特に信用取引を使っている人は要注意。間違った立ち回りをすれば、一発退場の可能性も十分にあります。
今回は、そんな厳しい局面でどう行動すべきか、信用取引をやめるべき理由と、ポジション調整の重要性にフォーカスしてお伝えします。


信用取引をやめるべき3つの理由

① ロスカットの連鎖に巻き込まれる

信用取引はレバレッジ(てこの原理)を使えるため、効率的に利益を狙える一方で、損失も拡大しやすいです。
特に相場が大きく崩れたときは、追証や強制ロスカットの連鎖が発生し、想像以上に損失が膨らみます。

② メンタルが崩壊しやすい

含み損が増えるたびに「売れない…」「買い増す勇気もない…」といった心理状態に陥ります。
信用取引のポジションを持ったまま下げ相場を迎えると、冷静な判断を失い、判断ミスが連発しがちです。

③ 撤退が遅れると再起不能

現物ならまだ耐えられる余地がありますが、信用取引は「時間との戦い」でもあります。
損切りの判断が遅れれば、損失が資金の大半を奪うこともあります。


なぜ今“ポジションを減らす”べきなのか

① “機会損失”より“致命傷”を避ける

「下がってるけど戻るかも」と希望的観測でポジションを維持するのは危険です。
この局面では、儲けるより死なないことが最優先。

ポジションを減らすことで、さらなる損失から自分を守ることができます。

② 動ける余力を確保する

現金比率を上げれば、チャンスが来たときに動ける余力ができます。
「底で拾いたい」と思うなら、まずは落ち着いて構える準備が必要です。焦って動いても、結果はついてきません。

③ “ノーポジ”も立派な戦略

あえて何もしない「ノーポジ戦略」は、相場の動きを客観的に見る力を取り戻してくれます。
持たざる者は、ブレません。次のタイミングまで、じっくり待てるのが強みです。


実体験から学んだ大切な教訓

過去の私は、「ここが底だろう」と思い込み、下がる銘柄を信用でナンピン買いしていました。
結果、チャートは無情に下へ下へと突き進み、強制ロスカット目前まで追い詰められました。

その経験を経て、ポジションを現物のみにし、保有量も3分の1に縮小。
それだけで、信じられないほどメンタルが安定し、判断が冷静になったのを覚えています。


まとめ:生き残ることが最強の戦略

  • 下落相場で信用取引は原則NG
  • ポジションを減らすことで判断力とメンタルが安定
  • 現金と余力を持ってこそ、次のチャンスを掴める

相場に絶対はありません。
だからこそ、退場せずに生き残ることが、長期的には最強の戦略になります。

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